生活改善で、痛風対策を
2014/09/02
こんにちは 福岡市南区五十川の竹山ファミリークリニック 受付 市川です。
ブログにご訪問頂きありがとうございます。
8月もあっという間に終わり、いよいよ秋の到来ですね♪
秋は「食欲の秋」とよく言われるように、美味しい食べ物がたくさんあり誘惑がいっぱいの季節です!!
今日はみなさんに、「痛風」についてご紹介します。
「痛風」とは字のごとく、風が吹くだけで痛むと言われるほど、強い痛みが起き、
尿酸濃度が高い「高尿酸血症」の状態が続くと起こる発作のことで、
初めて痛風発作が起きる人の70%が足の親指の付け根に痛みが出ます。
お酒の飲み過ぎや、食べ過ぎ、食生活の欧米化などを原因とし、若い男性から中高年の男性に多く発症します。
痛風対策のために出来る生活改善としては、4つの項目が挙げられます。
①お酒の飲み過ぎを控える
尿酸はプリン体という物質から作られます。アルコールが体内で分解される際に、プリン体の分解も進んでしまうので
飲酒は適量(ビールなら1日 中瓶1本)に、また週に2日は休肝日を作ることをお勧めします。
②「プリン体」が多い食品を避ける
鶏・牛・豚レバー、イワシの干物、カツオ、イカ、明太子などに多く含まれます。
これらの食品はお酒のツマミに食べる機会が多いので、食事にも気を付けていきましょう。
③水分摂取を心がける
汗をかいたり、水分が少なくなったりすると、血液中の尿酸の濃度が高まって、痛風発作が起こりやすくなります。
水やお茶などでこまめな水分接種を心がけましょう。
④標準体重を目指す
肥満傾向の方は、食事の量や質を見直し、適度な運動も合わせて行えば、適正な体重に改善されていきます。
痛風は、お酒の飲み過ぎ、食べ過ぎが原因となることが多いので、
肥満改善に取り組めば、尿酸の値も比例して低下していきます。
また肥満は高血圧や糖尿病などの、他の生活習慣病のリスクにもなりますので適正な体重維持を心がけましょう。
当クリニックでは、尿酸濃度を検査で測定できます。
気になる方、ご不安がある方はお気軽にご相談下さい。
当クリニックは、西鉄井尻駅より徒歩10分です。(800m)