食中毒に気をつけましょう
2019/07/01
先日、梅雨入りが発表されましたね。これから食中毒が起こりやすい時期です。
そこで食中毒を防ぐため、3つの原則をご紹介します。
1.つけない!
食中毒を起こす細菌は、魚や肉・野菜などの食材についていることがあります。
その細菌が手指や調理器具を介して他の食品を汚染し、食中毒の原因となることがあります。
手指や器具等の洗浄・消毒や、食品を分けて保管したり、調理器具を用途別に使うことなどが必要となります。
2.増やさない!
食品に食中毒菌がついてしまっても、食中毒を起こすまでの菌量まで増えなければ、食中毒になりません。
食品についた菌は、時間の経過とともに増えるので、調理は迅速にし、調理後は早く食べることが大切です。
また、細菌は通常10℃以下では増えにくくなるので、食品を扱う時には室温に長時間放置せず、冷蔵庫に保管する必要があります。
3.殺菌する!
一般的に、食中毒を起こす細菌は熱に弱く、食品に細菌がついていても加熱すれば死んでしまいます。加熱は最も効果的な殺菌方法ですが、
加熱が不十分では細菌が生き残るので注意が必要です。
また、調理器具は洗浄した後、熱湯や塩素系消毒剤で消毒することが大切です。
梅雨の時期は菌が繁殖しやすいだけではなく、季節の変わり目で身体の抵抗力・免疫力も低下しやすくなります。
お話しした3つの原則を守り健やかにお過ごし下さい!