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便秘をすっきりさせましょう!

2014/10/01

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みなさんこんにちは、福岡市南区五十川 竹山ファミリークリニックのブログをご覧いただきありがとうございます。

今日は便秘についてです。

患者さんの中には便秘で受診することに少し抵抗のある方もいらっしゃるようです。また、ご本人は困られていないため便秘をそのままにしている方や、常習性のある便秘薬を常用されている方も少なくありません。

便秘は腸内細菌に悪い影響を与え、肌荒れ・アレルギー・がんなど様々な病気への関与も疑われています。“3日以上でないと便秘”ともいわれますが、なるべく1日1回の排便を目指したいものです。

便秘の種類はいくつかあるのですが、症状では

①何日も便秘をしているがあまり症状がない

②腸の動きが悪く便がスッキリでない・お腹が張る

③ウサギの糞のようなコロコロ あるいは 細く途切れる

④便秘と下痢をくりかえす

のようなパターンがよく見られます。(その他病気が隠れていて便秘になることもあります)

 

なるべく規則的な排便習慣をつける、運動を心がける、水分をこまめにとる、繊維質を多くとる など生活習慣改善でも便秘が解消されることもあります。

それでもなかなか難しいときはお薬の助けが必要となることもあります。

お薬には大きく2種類に分けられます。

①刺激性下剤

腸を刺激して排便を促します。即効性も期待できますが、お腹が痛くなったり連用で効きが悪くなってくるものもあり注意が必要です。

②塩類下剤

腸の水分を貯め便を柔らかくします。即効性はないのですが、くせになりにくく毎日服用できます。

マグネシウムを主成分とした薬が主でしたが、便の状態に併せて用量を調整する必要があります。

最近クロライドチャンネルアクチベータ−(一般名ルビプロストン 商品名クロライド)という薬がでて、量の調整が比較的楽になりました。

 

その他過敏性腸症候群の薬や、漢方薬が合う場合も多いです。当院では体の状態・腸の状態に合わせて、西洋医学・東洋医学の両面から便秘の治療をしています。

また隠れた病気がないかを確認するため大腸カメラの検査もおこなっています。大腸カメラは少しでも楽にうけていただけるように挿入方法に工夫し、静脈麻酔で眠って内視鏡検査を受けていただくことも可能です。お気軽にご相談くださいね。

当院は西鉄大橋駅から車で6分です。高木郵便局や宮竹小学校を目安におこしください。

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