飛行機、風邪や鼻炎のときはご注意を
2014/08/14
みなさんこんにちは。南区五十川の竹山ファミリークリニックです。ブログをご覧いただきありがとうざいます。
お盆はいかがお過ごしでしょうか。帰省や旅行で飛行機を利用されている方も多いとおもいます。
離着陸時などに突然の頭痛や耳痛を経験したことがある方、いらっしゃいませんか?この夏旅行に行く知人から相談があり、そういえば自分も着陸時に額が針で刺されたように痛んだことがあることを思い出しました。
離着陸時の頭痛や耳痛は、「航空性副鼻腔炎」 「航空性中耳炎」の可能性があります。(飛行機頭痛ともいわれています)
風邪やアレルギー性鼻炎で粘膜が腫れて、鼻の周りの空洞である副鼻腔や、鼓膜の奥の中耳の中の空気の出入りが悪くなり、圧変化によって炎症が引き起こされることが主な原因です。
また虫歯などが原因で離着陸時に歯が痛くなることもあります。(航空性歯痛)
予防としては
アメを舐める・ガムを噛む・飲み物を飲む
あくびや鼻をつまんで耳抜き(やり過ぎないようにご注意ください)
「イヤープレーン」という耳栓を使う(空港でも売ってます)
点鼻薬を使う ということをします。
当院でも点鼻薬の処方や、鼻の状態を改善するための抗アレルギー剤や漢方薬を処方しています。繰り返す中耳炎には鼓膜にチューブを留置したりもしますので、治りにくい場合は耳鼻科専門医の受診をおすすめします。
心当たりがありそうな方は上記の対策をとってみられて、頭痛や耳痛から解放された空の旅を楽しんでくださいね。
当クリニックへは、西鉄大橋駅から車で約8分です。宮竹小学校前のセブンイレブンさんを目印にお越しください。