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脱水症予防のポイント

2014/08/04

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こんにちは 福岡市南区五十川の竹山ファミリークリニック 看護師 髙橋です。

ブログにご訪問頂きありがとうございます。

夏休みになりましたね。

毎年夏になると連日のように【脱水症】や【熱中症】についてのニュースを耳にし、炎天下での運動や、高齢者がクーラーのない部屋にこもっていたことが原因で死亡するケースも多く見られます。

日常では入浴後や運動中・後、また発熱や嘔吐・下痢の際も、体から多くの水分が失われるため脱水症になりやすく、適切な方法での水分補給が大切です。

「喉が渇いたときにはすでに脱水症」といわれるとおり、喉の渇きを感じることは脱水症の立派な症状の一つです。

脱水症予防のポイント

体液(体の水分)が、発熱や発汗などにより必要以上に失われる脱水症にならないためには、毎日の生活や軽い運動時など、とにかく「こまめに水分をとる」ことが大切です。

また、脱水症予防のための飲料としては、アルコール類(ビール・ワイン・酎ハイなど)は利尿作用があり水分を余計に排出してしまうため適していません。

汗の量や塩分(ナトリウムイオン(Na+))の損失量に合わせて飲料の選択や水分量を調節しましょう。

水やお茶、スポーツドリンクと一緒に塩飴などをとるのもおすすめです。

ジュース類(スポーツドリンクも)は糖分の取り過ぎになる場合があるので注意してくださいね。

 

参考までに・ ・ ・

【日常生活】水やお茶

【軽い運動・入浴】Na+が多めのスポーツドリンク

【発熱】Na+が少なめの経口補水液

【下痢・嘔吐・大量発汗】経口補水液・点滴         etc

知っ得!

1日に必要な水分量(ml)=体重(kg)×体重1kg当たりの必要水分量(ml)

体重1kg当たりの必要水分量

幼児:100〜200ml・子供:50〜100ml・成人:50ml・高齢者:40ml

例えば、体重50kgの成人であれば・・・50kg×50ml/kg=2500ml(2.5L)の水分量が必要になります。

IMG_3521

市販されている経口補水液で理想的なものはOS-1です。

他にアクアライトORSなどはお子さんでも飲みやすいようです。

 

当クリニックへは、塩原から車で3分です。宮竹小学校前のセブンイレブンさんを目印にお越しください。

 

 

 

 

 

 

 

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