【とねりこ便り 2023.11月号より】
2023/11/14
日増しに朝夕が冷え込み、秋の深まりを感じる季節となりました。このような寒暖差が大きい時期には風邪などの体調の変化に注意が必要ですね。
ところで「水痘(みずぼうそう)」は 11 月頃から流行が始まるといわれているのをご存知でしょうか?
毎年 11 月から始まり 7 月には減少します。
夏場に紫外線や気温の影響でウイルスが不活化することが理由とされています。
それとは逆に、体内の水痘ウィルスが活性化することで発症する「帯状疱疹」は夏に増加します。
その理由は、夏場に「水痘」に接触する機会が減るため、水痘ウイルスに対する免疫力が強化されないからです。
しかしながら近年は、この季節性が小さくなってきています。
それは小児の水痘ワクチンの定期接種化により水痘患者が減少し、自然免疫の機会が激減してきたことが主な理由とされています。
さらに人口の高齢化もあり、ここ20 年で「帯状疱疹」の発症率は約 1.68 倍に増加しているというデータがあります。
50 歳を超えると「帯状疱疹」の発症率は上昇しますので、発症や重症化予防のためにもワクチンを接種(免疫強化)されることをおすすめいたします。
抵抗力を高めるためには「体を温める・栄養バランス・質の高い休養・適度な運動」を心がけましょう。
また、楽しく笑うことも効果的だそうです♪
Y.T
どちらのワクチンを打てばいいか?と悩まれる方も多いと思います。ぜひお気軽にご相談ください。