秋の味覚
2023/09/22
どうして、秋が食欲と結びつけられるのでしょうか。
「食欲の秋」や「実りの秋」といわれる起源としてまず挙げられるのは、秋は米をはじめとする野菜や果物などさまざまな食材が実る季節で、旬の食べ物を食べる楽しみが増すことです。
秋に食欲が増す理由としてはほかにも、以下のような説があります。
・夏バテによる食欲不振が解消されたことで食欲が増したと感じる
・秋は食欲を抑えるセロトニンの分泌量が減る
・気温が下がることによって失われたエネルギーを補おうとしている
・エネルギーや栄養を蓄えることで寒い冬に備える
先日ご近所さんに畑で育ったさつまいもを頂きました。
子ども達も大好きなので、さつまいもの成分について調べてみました。
①炭水化物
特徴:三大栄養素のひとつ。過剰に摂取しすぎると肥満の原因になります。
効能:体を動かすためのエネルギー源
②食物繊維(総量)
特徴:不溶性食物繊維と水溶性食物繊維を合計したもの。食物に含まれており、人間の消化酵素では消化できません。
効能:腸内環境を整える・糖尿病の予防・肥満の予防
③カリウム
特徴:必須ミネラルのひとつ。塩分(ナトリウム)を排出する働きをします。
効能:むくみの予防・脳卒中の予防・血圧を下げる
④カルシウム
特徴:必須ミネラルのひとつ。吸収率が悪いため、意識して摂取する必要があります。
効能:丈夫な歯や骨をつくる
⑤マグネシウム
特徴:必須ミネラルのひとつ。
効能:丈夫な歯や骨をつくる・血圧を下げる
⑤リン
特徴:必須ミネラルのひとつ。
効能:丈夫な歯や骨をつくる・エネルギーをつくり出す
⑥ビタミンA(β-カロテン)
特徴:β-カロテンは体内に入ると、必要な分だけビタミンAになります。
効能:皮膚や粘膜を維持する・抗酸化作用・体の成長を促進させる
⑦葉酸
特徴:水溶性のビタミンB群のひとつ。水に溶けやすい性質を持っています。
効能:血液をつくる・心疾患のリスクを下げる・動脈硬化の予防
⑧ビタミンC
特徴:水溶性のビタミンのひとつ。水に溶けやすい性質を持っています。
効能:抗酸化作用・コラーゲンを合成する・貧血の予防
さつまいもの皮の成分
さつまいもの皮にも栄養素は含まれているため、皮を剥いて捨ててしまうのではなく、一緒に食べるのがおすすめです。
①アントシアニン
特徴:ポリフェノールのひとつ。青紫色の色素成分であり、苦味成分です。
効能:抗酸化作用・目の機能改善・白内障の予防
②クロロゲン酸
特徴:ポリフェノールのひとつ。コーヒーに多く含まれており、コーヒーの褐色・苦味成分の元になります。
効能:抗酸化作用・糖尿病の予防・脂肪肝の予防
さつまいもは、焼き芋、さつまいもご飯、スイートポテト、カレー、豚汁、ポテトサラダで食べたりします。
旬の野菜を美味しく食べたいと思います。