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【とねりこ便り 2023.5.6月号より】

2023/05/23

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当院では【運動療法】を日常的におこなっていただくことを推奨しています。

運動療法とは《病気や障害の予防・治療》に運動を活用することです。

効果として、生活習慣病(糖尿病・高血圧症・高脂血症)や心疾患の予防・改善、骨粗鬆症の予防、ストレス性疾患の改善、認知症の予防・改善、動作能力の維持・改善などが認められています。

いわば「健康年齢を上げることができる!」ということです。

とはいえ、忙しかったり億劫だったり、なかなか…という方もいらっしゃると思います。

それでも大丈夫です。

「週 1-2 日だけでも 8,000 歩以上を達成することで、死亡リスクが大きく下がる」という研究成果が最近明らかになりました。(井上ら、JAMA Network Open, 6(3):e235174.)

この研究は『1 週間の歩数と 10 年後の死亡リスクの関係性』を調べたものです。

1 日に8,000 歩以上歩いた日数がゼロの人に比べて、1~2 日の人は 14.9%、 3~7 日の人は16.5%リスクが低下したそうです。

そう聞くと、これを機にまずは週末のウォーキングからでも始めてみようかな!と思いませんか^^

余裕のある方は日数や強度を増やし、レジスタンス運動(筋トレ)も取り入れていきましょう。

怪我の予防のためにも準備運動・運動後のストレッチも行い、楽しく運動を続けていきましょう♬

ちなみに私は、週末は趣味に興じ2万歩以上歩くこともしばしばです。

平日は診察のあとも会合等でなかなか時間が取れないのですが、なるべくソフトボールや筋トレ等で汗を流し、リフレッシュして日々の活力へと繋げております。

Y.T

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