2月から前立腺がん検診が始まります!
2019/02/01
こんにちは。2月から始まる前立腺がん検診についてお話したいと思います。
前立腺がんは尿道から離れた外腺に発生することが多いため症状が出にくいといわれていますが、前立腺肥大症と同じような尿道を圧迫することによる症状(尿の出始めに時間がかかる・尿の勢いや切れが悪い・夜中にトイレに何回も起きる等)が出ることもあります。また、進行すれば骨への転移が起こりやすいといわれています。
前立腺がんは60歳を超えたあたりから急激に発生頻度が高まり、その後は加齢とともに増加する傾向がみられます。日本では高齢化とともに前立腺がんの罹患数が急激に増加しており、今後も増加し続けるものと予測されています。
親や兄弟に前立腺がん患者が一人いると、本人が前立腺がんになる可能性が2.5〜5.6倍高くなります。また肥満の程度が高いほど前立腺がんの発症と、がんによる死亡の危険性が高まると考えられています。
喫煙に関しては25本/日以上、あるいは40年以上喫煙歴があると前立腺がんによる死亡の危険性が高まるといわれています。
なお福岡市在住の方は市の「前立腺がん検診」を受けることができ10月と2月のみの実施となっています。
費用は55歳以上の方は1,000円、70歳以上の方は無料です。
採血(腫瘍マーカー:PSA)のみの検査で予約は不要です。
ぜひこの機会に前立腺がん検診を受けていただくようお勧めします!