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インフルエンザ予防

2017/01/25

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こんにちは。竹山ファミリークリニック看護師の梅野です。

毎日寒い日が続いていますが、みなさん風邪予防はされていますか?

今週に入り学級閉鎖の学校も増えてきているようです。

今回はインフルエンザの予防についてお話したいと思います。

【インフルエンザに感染すると・・・】

潜伏期間→1〜3日

感染経路→主に飛沫感染

発症→急激に38℃以上の高熱が出る

症状→悪寒・頭痛・関節痛・倦怠感などの全身症状。咳・痰・呼吸困難・腹痛・下痢などの胃腸症状など

療養期間→1週間程度

【まずは基本の予防】

①流行前にワクチン接種

予防の基本は流行前にワクチン接種を受けることで成人の罹患率を5分の1に低下させ重症化防止に有効と報告されています。

②マスク着用

主な感染経路は咳やくしゃみの際に口から発生される小さな水滴による飛沫感染です。マスク着用時は隙間を作らないように、咳やくしゃみに含まれる飛沫ウィルスを通さないものを選びましょう。

③手洗い・うがい

手や身体に付着したウィルスが間接的に口や鼻から入ってしまうことが多いため帰宅したらまず手洗い・うがいをしましょう。余裕があればシャワーを浴びればベストです。うがいは口腔内に付着してる細菌やウィルスを体外へ排出するほか、のどを適度に刺激し粘液の分泌や血行を促進し潤いを保って線毛運動の衰えを防ぎます。また、カテキンをはじめとする緑茶成分は抗ウィルス作用・免疫賦活作用を発揮するそうです。

④湿度

湿度は50〜60%を保ちましょう。部屋の温度21〜24℃で湿度20%の時インフルエンザウィルスの6時間後の生存率60%に対して湿度50〜60%の時は3〜5%になります。加湿器が無くても表面積の広い濡れたバスタオルを広げたり洗濯物を部屋干しすることで湿度を上げることは出来ます。

インフルエンザの流行期になりました。予防をしていても身体に不調を感じた時には、いつでも来院・ご相談下さい。また来院の際はマスク着用を忘れずに。お持ちでない方は受付にお声掛け下さい。

 

 

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