食中毒に注意を
2015/06/01
こんにちは 福岡市南区五十川 竹山ファミリークリニック 受付の市川です。
最近クリニックに植えてある紫陽花が、少しずつ開花してきました。
冬の間は枯れてしまい、だめかなと思っていましたが、復活しキレイな花が咲いたのを発見出来て嬉しかったです♫
紫陽花が咲くと、梅雨がもうすぐ来るようだと感じる方も多くいらっしゃると思います。
今日は梅雨の時期から流行する食中毒について紹介します。
6月から9月の気候が暖かく湿気が多くなる季節には、細菌性の食中毒が多く流行しますが、ウイルス性の食中毒も発生しています。
その主な種類として以下が挙げられます。
1,サルモネラ菌:十分に加熱していない卵・肉・魚が原因
例>生卵、オムレツ、牛肉のたたき、レバ刺しなど
2,黄色(おうしょく)ブドウ球菌:人の皮膚や鼻にいる菌で、傷口から食べ物に付着しやすい
例>おにぎり、お弁当、巻きずし、調理パン
3,腸炎ビブリオ菌:生の魚や貝などの魚介類が原因
例>さしみ、すし
4,カンピロバクター:十分に加熱されていない肉(特にとり肉)・飲料水・生野菜が原因
例>十分に火が通っていない焼き鳥、十分に洗っていない野菜、井戸水やわき水
5,ノロウイルス:牡蠣などの二枚貝・ウイルスに汚染された水道水や井戸水
例>十分に加熱されていない牡蠣、アサリ、シジミ
6,E型肝炎ウイルス:加熱不足の豚など
例>十分に火が通っていない豚の肉屋レバー
原因となる食品は様々にありますが、予防のためには
菌を ①つけない ②増やさない ③やっつける
という3つが重要です。
みなさんも十分に注意し、楽しい夏を迎えましょう!!
当クリニックにはキッズスペースもご用意しておりますので、お子様連れの方にもご安心してご来院いただけます。