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桜と漢方

2015/03/30

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こんにちは 福岡市南区五十川の竹山ファミリークリニック 院長竹山です。

ブログにご訪問頂きありがとうございます。

桜の花も見頃となり、週末はお花見に出向かれた方も多いのではないでしょうか。

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その桜ですが、お薬としても使われているということをご存知ですしょうか?

桜皮(オウヒ)という生薬として主にヤマザクラの樹皮が用いられています。排膿・解毒作用をもつことから気管支炎や湿疹などに使う漢方薬や咳止めに含まれています。また最近では女性ホルモン様の作用があるという報告もあります。漢方薬では「治打撲一方」や「十味敗毒湯」という処方に桜皮(オウヒ)が入っています(メーカーによっては桜皮を含まないものがあります)。日本を象徴する花だけに、どちら中国由来の処方薬ではなくて江戸時代に考えられた日本独自の処方です。当院でも風邪や気管支炎、ニキビ・アトピーの方などに桜皮(オウヒ)の入ったお薬を処方させていただいてます。

日中は暖かくなる日が続いていますが、その分朝晩はより冷え込こむ感じもします。お花見のときなど体が冷えないようご注意くださいね。

当クリニックへは、西鉄大橋駅から車で約8分です。宮竹小学校前のセブンイレブンさんを目印にお越しください。

 

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