ブログ

ピロリ菌、胃潰瘍の原因に

2014/07/18

Pocket

こんにちは

福岡市南区五十川の竹山ファミリークリニック 看護師 髙橋です。

ブログにご訪問頂きありがとうございます。

日経新聞にピロリ菌の記事が掲載されていました。

当クリニックでも内視鏡検査を専門に行なっており、胃カメラを施行し、ピロリ菌検査をされる患者さんが多くいます。

IMG_3416

みなさんは、どうして強い酸に守られた胃に、細菌がいるのだろうと疑問に思いませんでしたか?

私は初め疑問に思っていました。

ピロリ菌は、『ウレアーゼ』という酵素をつくります。

『ウレアーゼ』とは、胃粘液に含まれる尿素をアンモニアと二酸化炭素に分解して、そのアンモニアでピロリ菌は周囲をガードして住み着いているのです。

胃の粘膜に障害を与えて胃炎や胃潰瘍を招き、さらに胃がんの原因になるかもしれないと考えられています。

採血・呼気・便・尿の検査などによってもピロリ菌がいることは確認できます。

 胃潰瘍・十二指腸潰瘍の方、胃カメラで慢性胃炎を指摘された方でピロリ菌感染が確認された場合は、抗菌薬を使って除去しておくことが望まれます。一度きちんと除去すれば、高い効果が期待できます。

1回の治療で失敗しされた方でも、2次除菌、3次除菌(保険外)までチャレンジしてみることをおすすめします。

特に、悪心・嘔吐・胸焼け・げっぷ・膨満感・重圧感・胃の痛みなどの症状のある方は一度胃の検査をうけておくことをおすすめします。

極細の内視鏡ですので眠らずに検査を受けていただくことが可能ですが、もちろん眠っての胃カメラも受けていただけます!

当クリニックにバスでお越しの際は、博多・天神方向から井尻・雑餉隈・JR南福岡方面 西鉄バス46番 五十川バス停から徒歩2分です。漢方療法(保険診療)・大腸カメラ・禁煙外来・プラセンタ療法・にんにく注射等も行っております。

ご相談・ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談下さい。

IMG_0470

 

PAGE TOP