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腸内環境を整えましょう

2023/04/19

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春は1年のうちで寒暖差が一番大きく、気温の変化に対応するため交感神経の働きが優位な状態が続きやすくなります。
そのため、疲れが溜まりやすい。免疫力が下がる。胃腸の働きが落ちる。肩や腰が痛くなる。身体が冷える。。。
など様々な症状があらわれやすくなります。
副交感神経を優位にするには、しっかりと休息する。リフレッシュのために適度な運動をすることが重要です。

また【脳腸相関】といって脳と腸が自律神経やホルモンなどを通してお互い密な関係であることから腸内環境を整えておくことも大切です。

腸内には多種多様な細菌が生息しており、その数なんと約1000種100兆個❢❢
これらの様々な細菌がバランスを取りながら腸内環境を良い状態にしていきます。
腸内環境を整えるには善玉菌を摂ると良いと言われていますが、その際に善玉菌の餌となるものを合わせて摂ることにより、より効果が期待できます。

 

 

 

 

 

善玉菌を含むもの➤➤発酵食品や整腸剤など
善玉菌の餌となるもの➤➤食物繊維やオリゴ糖

発酵食品 ⚠塩分が多い食品もあるので注意が必要です⚠
(ヨーグルト・ぬか漬け・納豆・キムチ・味噌・チーズ)

食物繊維 ⚠水溶性を多く含む
(ごぼう・人参・芽キャベツ・オクラ・ブロッコリー・納豆・里芋・こんにゃく・海藻・きのこ類)
⚠オリゴ糖を多く含む
(玉ねぎ・にんにく・アスパラ・バナナ・大豆)

食物繊維には水溶性と不溶性があり、便を柔らかくしたい場合には水溶性。便の量を増やすことで腸を動かしたい場合には不溶性が効果的です。
善玉菌増殖に効果があるのは水溶性の食物繊維です。

しかし、あまり過敏になりすぎて食事制限をかけてしまったり偏った食生活は良くありません。毎日・コツコツとバランスが大切です!!

 

その他、当院では福岡市の大腸がん検診(検便)や大腸カメラも行えます。何か症状でお困りの方は是非ご相談ください。

TFC 看護師

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