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花粉症の季節になりました

2017/04/04

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こんにちは 竹山ファミリークリニック看護師の木原です。

冬の終わりから春先にかけて くしゃみ・鼻水が止まらない・・・

花粉症の人にとってはとてもつらい季節ですね。

今年は昨年の4.4倍もの花粉が飛散することが予測されており、花粉症デビューする方も少なくないと思います。

春の花粉症の原因アレルゲンといえば、代表格スギ・ヒノキ花粉ですが、これら以外にも多くのアレルゲンが認められております。

 

 

《樹木》

ハンノキ・シラカンバはカバノキ科の樹木です。

ハンノキは全国に自生し身近な公園でも見られ、スギより少し早く飛散します。

シラカンバは北海道の代表的な花粉症の原因アレルゲンです。

 

《イネ科植物》

カモガヤ・オオアワガエリは河川敷、空き地、道端に広く自生しています。

これらの植物は樹木と比べて花粉の飛散距離が短いので近づかないことで回避することが出来ます。

これらの上記の花粉は、果物や野菜などの食物アレルギーを合併することが実はよくみられます。その為花粉に感作した人が特定の食品を食べた数分後に唇、口、喉などにイガイガ感や痛み、腫れなどアレルギー症状(OAS:口腔アレルギー症候群)を引き起こします。

原因は、花粉症の原因物質と似たタンパク質が果物などの食物中に含まれているからと言われています。

 

《食物アレルギーの対策ポイント》

①食物アレルギーの原因と診断された食物は避ける

②原因となる花粉が飛散する時期に発症・悪化するため、花粉飛散時期は花粉対策も実施する

 

当クリニックでもアレルギー検査を行っております。

まずは自分が何の花粉症であるか把握してみませんか?

また、スギ花粉・ダニアレルゲンによる通年性アレルギー性鼻炎の方には舌下免疫療法もおこなっております。お気軽にお問い合わせ下さい。

 

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