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胃腸・消化器疾患

胃腸・消化器疾患

胃腸・消化器疾患は専門的な診察・検査が可能です。

当院の内視鏡検査について

内視鏡検査

当院の内視鏡検査について当院では苦痛が少なく痛くない内視鏡を心がけています。胃カメラは希望によって口から・鼻からと選択することがきます。また静脈麻酔で眠って検査を受けていただくことも可能です。通常の観察に加えFICE(分光画像処理)という高度な機能を併用しより精密で正確な診断をおこないます。大腸カメラはより細い内視鏡を用い、二酸化炭素装置を併用してより苦痛の少ない検査を受けていただけます。

胃の通常内視鏡画像です。赤みのあるところが病変(早期胃癌)ですが、範囲がはっきりしません。 胃の通常内視鏡画像です。赤みのあるところが病変(早期胃癌)ですが、範囲がはっきりしません。

当院でおこなっている分光画像処理を用いると、病変がよりはっきりします。 当院でおこなっている分光画像処理を用いると、病変がよりはっきりします。

大腸にあるポリープの通常内視鏡画像です。 大腸にあるポリープの通常内視鏡画像です。

分光画像処理と拡大機能で、良性であることが判断できます。 分光画像処理と拡大機能で、良性であることが判断できます。

ピロリ菌検査と治療について

◆ピロリ菌治療をして胃を健康に!

ピロリ菌に感染し炎症を起こしている胃 ピロリ菌は動物の胃の中に生息する菌で、胃十二指腸潰瘍・胃がんなどと関係しているとされています。
日本人の40歳以上の方では半数以上がピロリ菌感染をおこしており、多くの方は無症状です。
当院では皆さまの胃の健康を保つため、積極的なピロリ菌検査と治療をおすすめしています。

◆ピロリ菌とは

ピロリ菌=“ヘリコバクター・ピロリ”は、胃の中に生息するらせん状の細菌です。
胃の中はpH1〜2と非常に酸性が強いため生物が生息するには厳しい環境なのですが、ピロリ菌はウレアーゼという酵素をもち、アンモニアをつくって身の回りの胃酸を中和して胃の中で生きています。
ピロリ菌がもつウレアーゼを始めとするいくつかの酵素は胃の粘膜を傷つけるため、胃炎・胃十二指腸潰瘍、胃がんなどの原因に深く関わっているとされています。

◆ピロリ菌検査について

下記のような方法があります

<内視鏡を使わない方法>
尿素呼気試験 ⇒ 検査薬を飲む前と後の呼気を調べます。15分ほどで終わります
血中抗体検査
尿中抗体検査 ⇒ その場で結果がでます。予約不要です。
<内視鏡を使う方法>
迅速ウレアーゼ検査
鏡検法
培養法

当院ではどの検査も可能ですが、診断には尿中抗体検査を用い(陰性の場合は尿素呼気試験を併用)除菌診断には尿素呼気試験を用いることが多いです。

◆ピロリ菌治療について

早めの除菌治療を。除菌治療は薬を飲んでいただきます。朝晩1日2回。1週間続けて。 胃酸を抑える薬と抗生物質を1回計6錠、朝夕内服・7日間服用します。
1回目の除菌成功率は70〜90%と報告されています。
除菌後1ヶ月以上経過してから再度ピロリ菌検査をおこない、不成功の場合は2回目をおこないます。2次除菌までの成功率は95%とされていますが、それでも不成功の場合は3回目をおこないます。

◆保険適応について

胃内視鏡検査をおこない、ピロリ菌感染が疑われる所見のある方・胃十二指腸潰瘍のある方などでは検査・治療(2回目までの除菌)が保険適応となっています。
費用の目安は3割負担で、検査費(尿中抗体):670円 お薬:1860円です。(別途診察料・管理料などが必要となります)

◆健康診断や他院でピロリ菌疑いといわれた方

健康診断・他院で胃内視鏡検査をされていれば、検査・治療が保険適応となる可能性があります。バリウムでの胃透視検査や血液検査だけでピロリ菌感染を疑われた場合、その後に内視鏡検査を受けられてピロリ菌感染が疑いとなれば保険適応での検査・治療が可能です。
自費での検査・治療をご希望の方はご相談ください。

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